VICS情報について
VICS情報の更新に伴う表示変更
ナビゲーションおよび地図ソフトを購入して3年ほど経過すると、地図画面で渋滞情報が表示されない場所が出る場合が次第に増えます。この現象が起きるのは、レベル3の地図情報のみで、レベル1の文字情報・レベル2の図形情報では従来どおり表示されます。
この現象の原因は、VICSセンターの採用するVICSリンク(主要交差点ごとに道路を区切った単位)というデータ方式にあります。道路の新設や改築、信号機の設置などで交通情報が変化する場合は、適宜VICSリンクの追加や変更が行われます。そのため、新しいVICSリンクによって提供された情報は、変更前のVICSリンクでは表示されなくなります。ただし、情報提供サービス維持のため、変更後の3年間は、旧VICSリンクにも従来どおりの情報を提供する仕組みになっています。
VICSリンクは毎年更新されますので、できるだけ新しい地図のご利用をおすすめいたします。
現在お使いのナビゲーション、地図ソフトの対応などにつきましては、お買い上げの販売店にお問い合わせください。また詳しくは、以下のVICSセンターへお問い合わせください。
VICSシステムの問い合わせ先
VICSは、受信した内容をそのまま表示するレベル1(文字情報)、レベル2(図形情報)の表示と、ナビゲーション機器が地図上に表示するレベル3を提供するサービスです。
VICSの概念、計画、または表示された情報内容に関することは一般財団法人VICSセンターにお問い合わせください。
VICS センター お客様相談窓口
電話番号:
0570-00-8831
(PHS、IP電話等からはご利用できません。)
受付時間:
平日9:30 ~ 17:45
(土曜、日曜、祝日、年末年始休暇を除く)
FAX番号:
03-3562-1719(24時間受付)
- Webサイト
https://www.vics.or.jp/
VICSリンクデータベースの著作権について
VICS情報のデータの著作権は、一般財団法人日本デジタル道路地図協会、公益財団法人日本交通管理技術協会が有しております。
ITSスポットによる情報提供への切り替えについて
新サービスの開始や路側機の老朽化等に伴い、高速道路のVICSビーコン(2.4GHz)による情報提供は、今後、ITSスポット(5.8GHz)による情報提供に移行します。VICS ビーコンによって行われていた情報提供は、より広域な情報や安全運転を支援する情報が加わり、ITSスポットによって情報提供されます。高速道路においてはすでにITSスポットが全線に設置されており、平成24年4月以降に開通する高速道路においては、ITSスポットが設置されます。(VICSビーコンは原則として設置されません)
既存のVICS ビーコンは当面存置されサービスが提供されますが、故障して容易に機能を回復できないなどの場合には、原則として情報は更新されません。
お問い合わせ先:
国土交通省道路局 道路交通管理課
高度道路交通システム(ITS)推進室
03-5253-8111